第18回同時代のアートと人類学研究会 「アートをとおしいかに『よりよい生』にアプローチするのか(2022年9月20日))
第18回同時代のアートと人類学研究会
アートをとおしいかに「よりよい生」にアプローチするのか:クリスティン・ウォン・ヤップを招いて
今回は、アーティスト/社会実践家(social practitioner)であるクリスティン・ウォン・ヤップ氏を招き、アートの手法を用いてどのようにより良いメンタルヘルスやウェルビーイングにアプローチしてきたのかをお話ししてもらいます。ウォン・ヤップは、英国のウェルカム財団が主催するアートとメンタルヘルスについてのプロジェクト「マインドスケープス」のレジデント・アーティストとしてニューヨーク、ベルリン、ベンガルール、東京/軽井沢に滞在し、「帰属」や「つながり」、人生の終わりの生き方をローカルな協力者や参加者と一緒に探究してきました。メンタルヘルスとアートというと、アートセラピーやホスピタルアートなど、医療機関において実施される試みがまず思い浮かぶかもしれません。彼女の実践は、人間のよりよい生を想像し実現するための技術として、幅広い視点から医学や医療、メンタルヘルスをとらえてみることを可能にするでしょう。
日時:2022年9月20日(火)19:00-21:00
場所:ハイフレックスで実施
新宿区西新宿7丁目9−5オークプラザビル4F(新宿西口D5出口より徒歩2分ほど)、ZOOM(申込締切:9/18(日))
定員:現地参加は定員15名(先着順)
申込方法:こちらのフォームからお願いします(締切9/18) https://forms.gle/UJy8WY4NN3rBNzBQ7
参加費:無料
逐次通訳あり
プログラム:
19:00 はじめに(マインドスケープスの紹介)
19:10 クリスティン・ウォン・ヤップによる実践紹介
20:10 ディスカッション
クリスティン・ウォン・ヤップ(Christine Wong Yap):コミュニティとの共同制作、ドローイング、版画、出版、パブリックアートを手がけるアーティスト/社会実践家。さまざまな機関と共同で参加型のリサーチプロジェクトを行なってきた。「帰属(belonging)」や「レジリエンス」、「相互依存(interdependence)」「協働(collaboration)」といったキーワードをもとに心理的・精神的なウェルビーイングを探究。ニューヨークでおよそ10年間活動したのち、現在はサンフランシスコのベイエリアを拠点にしている。https://chrsitinewongyap.com