今日におけるアートや研究開発、公共文化施設のあり方を捉え直すトークイベントです。

2003年の開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に多くの作品を発表してきたYCAMは2023年で20周年を迎えます。このイベントでは、さまざまな分野で創造性と公共性について考察してきたゲストを招き、トークやディスカッションを通してこれからのYCAMの姿について構想していきます。

本イベントは、YCAM開館20周年記念シンポジウムとして、2003年11月1日に開館した山口情報芸術センター[YCAM]の活動を、学校とは異なる「もう一つの学び場」として捉える視点から振り返るものです。

多彩なゲストによるアートセンターや創造をめぐるさまざまな議論は、新たな議論を触発し、新しいアートセンター像、そしてこの先のYCAMの未来像を描き出すでしょう。

開催日時
2023年11月4日(土) 14:00〜17:00

会場
山口情報芸術センター ホワイエ

要申込(先着順)

第 1 部 14:00-14:55
小学生の頃、YCAM を何度も訪れていた、山口県とゆかりの深いゲストを迎 え、現在の彼らの活動や当時の YCAM の様子について話を伺います。 ゲスト登壇者:岩本いち、木越斎、ミハエル・エムデ
モデレーター:菅沼聖*

第 2 部 15:00-15:55
YCAM 設立当時の活動から現在に至るまでの軌跡を知る、アート関係者をゲ ストに迎え、ミュージアムやアートセンターの教育活動について他館の事例を 紹介いただきつつ、文化施設が担うことのできる教育的側面や意義について考 えます。 ゲスト登壇者:熊倉純子(東京藝術大学教授)、廣田ふみ(シビック・クリエイ ティ・ベース東京[CCBT])、小森真樹(武蔵大学准教授) モデレーター:会田大也*

第 3 部 16:00-17:00 イベントに参加した来場者とともに、小グループでフランクな議論ができる形 式でのディスカッションを行います。
モデレーター:会田大也*

主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 後援:山口市教育委員会
助成:令和5年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業 技術協力:YCAM InterLab 企画制作:山口情報芸術センター[YCAM]