アウシュビッツ、ヒロシマ、ウクライナ、ハイチ、ペルー、ルワンダ……
さまざまな地域を横断しながら、ジェノサイド(破壊・虐殺)について広く強く問いかけるイベント。
音楽やことばの力を借りて、世界を覆い尽くしてきた暴力と向き合う3日間です。

– – –
100年前の首都圏で、日本人はなぜ、ふつうに人間に対するように、朝鮮人に向き合うことが出来なかったのか。
人を「殺害可能」な存在とみなすために、どのような偏見や妄想が準備されたのか。
私たちは7年前の夏に相模原市の障害者施設で殺傷事件が起きたときにも同じ問いを自分にぶつけた。
世界には残虐な行為があふれている。いまも、さまざまな場所で、人間が人間を殺している。なぜ?
たしかに、人間を戦争に向かわせ、ジェノサイドに向かわせるのに、言葉や音楽は大きな力を発揮する。
しかし、そこに気づかせてくれるのも音楽、そして文学なのだ。
(西成彦)

– – –

音楽会 9日(金)19:00開演(18:30開場)
イディッシュソングから朝鮮歌謡、南米の抵抗歌へ

朗読会 10日(土)・11日(日)14:00開演(13:30開場)
ホロコーストの記憶との闘い
ポストコロニアルを生きる道

要申込。チケット一般3200円(自由席・前売当日共)、学生1800円(学生証提示)。
リピーター料金(チケット半券提示)各回500円割引 。

詳細・お申し込み・お問い合わせは、「死者たちの夏2023」ウェブページへ。
死者たちの夏2023(「死者たちの夏2023」実行委員会 実行委員長・西成彦) https://2023grg.blogspot.com/