水戸芸術館現代美術センターで「アートセンターをひらく」が開催される。同題で2019年・2020年二期に分けて行われた展覧会の第二段。

企画はセンター芸術監督の竹久侑。ギャラリーを「展示と鑑賞」だけでなく「アートが生まれる場」と捉え、アーティストと地域の人びとの創造性が引き出される場を創造する。またセンターを中心に周辺エリアに複数の展示とアートプロジェクトが展開される。「ミュージアムはフォーラムたりえるか」という問いが投げかけられてからおよそ半世紀。センター発、アーティストを媒介に、水戸の地域がフォーラムとなるのを目撃しよう。

曽谷朝絵《鳴る色》2021年 新山口駅北口 Photo: Satoru EMOTO, SARUTO Inc.(参考図版)

KITA「KITAの間」プランドローイング

 

【開催情報】

会場 メイン:水戸芸術館現代美術ギャラリー 連携会場:水戸市民会館、京成百貨店 ほか
開催日 2023年7月22日(土)~10月9日(月・祝)
開催時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)*水戸市民会館8:30~22:00/京成百貨店10:30~19:00
休館日
 水戸芸術館 月曜日(※ただし9月18日、10月9日開館)、9月19日(火)
 京成百貨店 8月23日(水)、9月13日(水)、10 月4 日(水)
出品作家:
一ノ瀬彩・久野靖広・稲用隆一(茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻)+山田協太・加藤研(筑波大学芸術系)+茨城大学・筑波大学学生有志/監修:貝島桃代(アトリエ・ワン、ETHZ)/アドバイザー:平井政俊(平井政俊建築設計事務所)、KITA、曽谷朝絵、日比野克彦、remo [NPO法人 記録と表現とメディアのための組織]
コレクションより:川俣正、ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー、蔡國強、曽根裕、ヂョン・ヨンドゥ、椿昇+室井尚
入場料 パス一般900円、団体(20名以上)700円 大学生以下/70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料 *証明書が必要です。大学生の入場無料は本展限定! 

【主催】公益財団法人水戸市芸術振興財団、水戸市民会館
【助成】一般財団法人自治総合センター
【特別協力】株式会社水戸京成百貨店
【協力】株式会社葵建設工業、株式会社茅根組、株式会社中川ケミカル、サントリーホールディングス株式会社
【企画】竹久侑(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)

《2004年に2022年を重ね合わせた「水戸東武館」》「続・水戸空間診断」より

日比野克彦「明後日朝顔プロジェクト2022水戸」 撮影:仲田絵美