51分と13年
野口靖・三行英登 | 映像インスタレーション | 2024
51 minutes and 13 years
Yasushi Noguchi, Hideto Miyuki | Video installation | 2024
本プロジェクトは、東日本大震災時に宮城県石巻市の大川小学校で起こった津波による死亡事故を題材としたアートプロジェクトで、美術作家の野口靖と映像作家の三行英登が共同で制作しています。
作者は地震発生から津波襲来までの51分間に、大川小で何が起こったと考えられているのか、また事故後の対応において、なぜ行政は遺族に寄り添うことができなかったのかなどについて、報道記事や書籍など事故後十数年のあいだに蓄積された様々な資料を丹念に調べるとともに、関係者への取材を重ねてきました。
これらのリサーチを通して得られた「事実」をベースとしながら、独自の解釈を含む映像作品を中心に複数の映像を並置し、大川小学校事故に内在する問題について多角的な視点を提示します。
展示期間:2024年3月2日(土)〜 3月17日(日)
休館日:月曜日
開館時間:12:00〜18:00
作品形態:映像インスタレーション
入場料:無料
会場:東京工芸大学 中野キャンパス
6号館 地下1階ギャラリー(6B01)
〒164-0013 東京都中野区弥生町 1-10
交通アクセス

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トーク&ディスカッションイベント

「51分と13年」から始まる対話
2024年3月9日(土) 17:30〜19:30
会場:東京工芸大学 中野キャンパス 6号館 6301教室(アクティブラーニングルーム)
登壇者:佐藤敏郎(大川伝承の会共同代表) 幡乃美帆(俳優/本作出演) 野口靖 三行英登
ファシリテーター:丹羽朋子(文化人類学研究者)
協力:-oid