2005年にremo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]メンバーが立ち上げた、個人の記録に着目したアーカイブプロジェクトAHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]

 

AHA!出版レーベル第一弾として、2023年1月に刊行されたのが回想録『わたしは思い出す』

宮城県仙台市の沿岸部に住まう、ひとりの女性の11年にわたる育児日記を読みかえして追想した語りの記録です。

<震災>ではなく、あくまでも<わたし>を主語とした30万字を超える生活史を、読み手それぞれにとっての新たな記憶の再生装置へと変える試みとして、読書会やイベントが行われています。

手にする一人ひとりにとって、本書が新たな<わたし>を喚起する場へと、ぜひ足をお運びください。

 

また、現在開催中の水戸芸術館の企画展「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術ーいつ・どこで・誰に・誰が・なぜ・どのように?」展(5月7日まで)の関連企画として、4月22日(土)にAHA!のアーティストトークが行われます。

【日時】4月22日(土)14:00~15:30
【会場】水戸芸術館会議場
【登壇者】松本篤(AHA!)
【参加費】無料(展覧会入場券が必要)
【定員】40名(申し込み先着順)
お申し込み方法はこちらからご確認ください。